二ツ井とは山を隔てた南隣、上小阿仁村で「高レベル放射性廃棄物処分場」の誘致を検討していると小林宏晨村長が発言したとのこと。
(執筆時点では、どこのニュースサイトにも掲載されていないようです)
柏崎刈羽原発で地震によるトラブルが問題になっているさなか、このような発言は非常にゆゆしき問題。活断層の上に原発を立てちゃうような原子力関連団体。仮に検査して地盤に問題点があったとしても「問題ない」と報告書に書きかねません。
仮に地震があったとして、地中深くの廃棄場内に問題が発生して、土壌汚染が発生したら……。核廃棄物を輸送中に事故が発生したら……。高レベル放射性廃棄物を狙ったテロや強奪事件などが発生したら……。考えただけでも恐ろしい。
上小阿仁村は財政面で厳しいとの報道でしたが(調査受け入れだけでも補助金がおりるらしい)、私は到底納得できません。この場で抗議するとともに、誘致計画の撤回を直ちに求めます。
上小阿仁村(公式ホームページ)(Wikipedia)
放射性廃棄物(Wikipedia)
高レベル放射性廃棄物処分の危険性と問題点(環境と原子力の話)
高知県東洋町(リンク先はWikipedia。核最終処分場問題をめぐり、出直し町長選が行われ、誘致反対派の候補が当選した)





一番驚いてるのは、上小阿仁村民ではないでしょうか。春の村長選挙では争点にすらなってなかったと思いますし。
村有林の伐採による収益の見込みが思わしくない事から、このような決断をしたのだとは思いますが、いかんせん上小阿仁村民を中心とした周辺住民の同意を得てませんし、拙速な決断だと思います。
私は村長の決定には反対です。核のゴミが住民の健康に与える被害がないとはいえませんし、秋田の主要産業の一つである農業も風評被害を受けそうな気がします。
自分は必ずしも否定はではありません。まぁ学内でウランが出てくるようなことはもう勘弁ですが。核廃棄物の処理はこの国に住む以上は誰しも平等に請け負わねばならない義務です。
財政に行き詰った自治体が受け入れるという構図があたかも悲劇的に見えるかもしませんが冷静に考える時期に来ているのではないかとも思います。
核アレルギーはともすれば思考停止となり、これは用意された処分案を真剣に検討するための見解すら育まず、ひたすらに拒否するしかないという衆愚に繋がります。核だから嫌、では金が出るから受け入れる、と同様の短絡です。事、県全体に風評が危ぶまれるという状況では致し方ないかもしれませんが。
国策を住民が検討する機会がある現状です。議論が長引いて利のあるほうに転ぶこともないでしょう。この一件、核廃棄物、ではどうする? を、他人事と考えるべきではないと身を持って知る機会になったかと思います。